素晴らしい音楽はいつまでもその魅力がすたれないから名曲なのです。ちょっと気をつけていると、何十年も前に作られた音楽が、いまだにショッピングセンターやデパート、病院などでBGMとしてよく流れていることを知るでしょう。フィギュアスケートにもよく昔の名曲が使われています。それらの曲はそれほど力があるのです。毎日作られる多くの曲が、年月を経た後どれほどが生き残るかを考えると、名曲であることが証明された曲をもっと楽しみ、しかも日本語でその歌詞の意味も受け止めながら楽しめたらどんなに楽しいことでしょう。「日本語で歌う世界の名曲III」はIとIIに続きそれを実現しました。 |
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あたかも、初めから日本語の歌詞で作られたかのようなノリと、わかりやすく意味深い日本語詞で、どの歌も日本人には魅力アップです。 イヴ・モンタン、ブレンダ・リー、ヘイリー・ウエステンラ、カレン・カーペンター、エルビス・プレスリー、ジョン・バエズなどが歌った曲12曲が入っています。 曲目は 「まことの愛」、「今始まる二人の人生(みち)」は結婚式に歌うと素敵です。 |
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日本語詞を書き、アーティストでもある中田美栄は、実はアメリカのカリフォルニア大学バークレー校の大学院で博士号(Ph.D.)を取得した数学者です。現在日本の兵庫大学で教授として数学の研究と教育をするかたわら、余暇の大部分を外国の名曲に日本語詞を与えることに費やしています。中田美栄は原則、原曲の歌詞の内容の本質をしっかり伝える日本語詞を書きます。原曲の魅力を増しこそすれけっして損なわない、そして聴くにしろ歌うにしろ、違和感なく自然に楽しめる日本語詞です。